月別: 2016年10月

11/30(延長しました)まで第3次(最終)原告募集

第3次原告大募集中!11月30日まで

(※当初11月18日までとお伝えしていましたが、30日まで延長しました)

高浜原発1・2号機の40年超運転延長の違法性を問うこの裁判は、原子力規制庁・規制委員会の行政処分に対する裁判であるため、処分が行われた日(又は処分を知った日)から6ヶ月以内に裁判を起さなければなりません。

高浜1・2号機の運転延長に関してこれまで行われた許認可処分の日付は以下の通りです。

2016年4月20日 設置変更許可
2016年6月10日 工事計画認可
2016年6月20日 保安規定、運転期間延長認可

4月20日の設置変更許可については10月20日まで、工事計画認可については12月10日まで、保安規定及び運転延長認可については12月20日前までに、その処分の違法性を裁判所に問わなければなりません。

そのため、12月に予定している次の第3次提訴を最終とします。

第3次原告の対象とする処分は、工事計画認可、保安規定認可、運転期間延長認可の3つとなります

原告募集期間は11月30日まで。(18日から延長しました)

この機会が原告になれる最後のチャンスとなります。

ぜひ、この機会に、歴史的な裁判の原告になりませんか?

尚、サポーターは随時募集しています。

原告になる方法はこちら▶︎

10/7 40年原発廃炉訴訟市民の会メールマガジン 第4号

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40年原発廃炉訴訟市民の会メールマガジン 第4号2016/10/07

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(転送・転載歓迎)

9月30日は、奇しくも1999年東海村のJOCで臨界事故が起き
た日でした。この日、「訴訟を支える市民の会」メンバーら9人は、
4月以来集めていた老朽原発廃炉を求める署名の目録を岐阜県が行
ったシミュレーション資料等とともに、愛知県庁に提出しました。
(後述を参照ください)

私たちは、事故の教訓を生かして原発を一日も早くこの地球か
ら無くそうと改めて決意しました。来る10月26日(水)の第二回
期日の論戦には、再び多くの方々が傍聴してくださることを期待
します。

━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1【第2回口頭弁論】10/26(水)さらに多くの市民で
裁判所を埋め尽くそう!「減衰定数」ごまかしを許さない!
2【関電の訴訟参加、認められた】関電も論破していくのみ!
3【進行協議】2人の原告の陳述が受入れられる
4【原告・弁護団の意見交換会】充実した議論でした!
市民運動も盛り上げよう!
5【署名・要望等を愛知県に提出】40年超え老朽原発を廃炉に!
知事も「廃炉にすべき」と意見表明してください
6【デンジャラスくん活動報告】
7【ニュース】京都府・市町から老朽原発への不安が続出
8【ニュース】フランスで原子炉に強度不足疑い、高浜原発も
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1【第2回口頭弁論】10/26(水)さらに多くの市民で
裁判所を埋め尽くそう!「減衰定数」ごまかしを許さない!
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いよいよ本格的な論戦が始まろうとしています。第2回期日から、
高浜1、2号機の運転期間延長を許す認可・許可の「取り消し」を
求める訴訟になります。6月20日までに規制委員会が4つの認可・
許可を出してしまったので、訴訟を「差し止め」から「取り消し」
に変更する申立書を8/5付けで提出しました。

また、あらたに26人の原告が10月5日に第2次提訴を行ったこと
をお知らせします。HPでプレスリリースをご覧ください。↓
http://toold-40-takahama.com/

私たちは、10月26日(水)の第2回口頭弁論を次のようなスケジ
ュールで迎える予定です。
9:45~  傍聴抽選券配布開始
~10時までに 原告受け付け
10:00  傍聴抽選
10:00~10:15 ミニ集会@名古屋地裁西側
10:15~10:30 入廷行進
10:30~11:30 第2回口頭弁論期日 開廷
2次原告意見陳述2人で15分、弁護団が2つの準備書面の陳述各10分
傍聴抽選に外れた方は、弁護士会館5階ホールに移動。
待機企画を予定しています。
11:40~12:15 記者会見(愛知県弁護士会5階ホール)
12:15~13:15 報告集会(愛知県弁護士会5階ホール)

今回期日のトピックは!:
熊本地震の観測データから明らかにされた地震動の過小評価や、
規制委員会の審査の問題点を突く予定です。

そのひとつが「減衰定数」です。1%とか3%とかの数値は、地
震による揺れが収まる程度を表し、大きな数値で計算すると、揺れ
が早く収まる、すなわち、原発の機器にかかる負担が小さいことに
なります。
元々関電は、いくつかの重要設備の計算に減衰定数1%を採用し
て認可されていました。それを3%に変更しました。そうした場合、
実際に対象機器を揺らす試験など、既存の試験で数値を確認するこ
とを求めています。それなのに、規制委員会は実際の機器を使う試
験の先送りを認め、試験をせずに認可してしまったのです。

このようなごまかしを弁護団は突いていきます。再び市民が傍聴
席をいっぱいにして、裁判官、被告(国・規制委)、訴訟参加人
(関電)にプレッシャーを与えていきましょう!

*原告の方にお願い:期日に出席と申告したものの、出られなくな
った場合には直前でもご連絡ください。原告席を空けないように、
他の方に席についてもらいます。

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2【関電の訴訟参加、認められた】関電も論破していくのみ!
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この行政訴訟の被告は国すなわち規制委員会ですが、関西電力が
訴訟に参加したいと申し立てました。参加は、行政事件訴訟法にあ
る規定に基づくものです。これによって、関電は単なる被告側の証
人として陳述するより、格段に深く裁判に参加できるようになりま
す。私たちの弁護団は、関電の参加は「不相当」だと意見を出しま
した。なぜなら、関電はすでに稼動延長の審査を受けるために必要
な書類を提出しており、裁判で問題になるのは、それを審査し認可
する規制委員会の手続きが違法か合法かだからです。また、実務的
には、事務量が2倍になることも弁護団にとっては嬉しくない話で
した。

残念ながら、裁判所は「原告ら及び被告の意見を聴いた上」関電
の参加を認めました(決定書には認めた理由は書いてありません)
しかし、私たちの弁護団は想定内のことと冷静です。規制委員会も
関電もその主張を完膚なきまでに論破していくのみです。

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3【進行協議】2人の原告の陳述が受入れられる
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10月26日(水)の第2回口頭弁論に先立ち、裁判所から、進行をス
ムーズに行うために協議が持ちかけられ、9月28日に協議しました。
私たちの弁護団は、第2次提訴を行うこと、その原告の中から意見
陳述をさせて欲しいなどを要請し、2人の原告の陳述が受け入れら
れました。
福島からの避難者の女性と、岐阜県で農業に従事する男性が陳述
する予定です。

前回の法廷で、「TOOLD40」のTシャツを着用していた原
告が職員からロゴを隠すよう注意された問題では、裁判長からは、
「私もお伝えしていなかったので申し訳なかったが、統一的なもの
は避けてほしい」との説明がありました。(ただし、Tシャツの上
に羽織るものがあればOKです。)

他には証拠番号の振り方の統一など、訴訟をスムーズに進めるた
めの話し合いがされ、今後も期日と期日の間に進行協議を行うこと
になりました。

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4【原告・弁護団の意見交換会】充実した議論でした!
市民運動も盛り上げよう!
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初めての原告と弁護団意見交換会が、9月10日(土)に名古屋
駅近くのウインクあいちにて開かれました。1次2次原告合わせて
30人余が弁護士7名と3時間にわたる充実した意見交換をおこな
ました。
(今回は、会場の定員の都合で、原告のみ対象となりました。)

関西電力の訴訟参加について多くの質問があった他、40年ルー
ルの立法の経緯、規制基準のおかしさ、他裁判の判決の矛盾など
が話されました。難しさはあっても、関電と規制委員会の論理を
完膚なきまでに叩きのめし、裁判官がこれなら勝たせるしかない
と思うような闘いをして行こうと話し合いました。また、裁判に
勝利するためには、脱原発の市民運動を盛り上げることも重要だ
と話されました。

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5【署名・要望等を愛知県に提出】40年超え老朽原発を廃炉に!
知事も「廃炉にすべき」と意見表明してください
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9月30日、「訴訟を支える市民の会」は、4月から取り組んでい
る署名「40年超え老朽原発は廃炉に!」の第1次集約分の目録を
愛知県知事に提出し、知事も「廃炉にすべき」と意見表明して欲
しいと要請しました。要請書には、愛知県内の脱原発3団体も賛同
して名を連ねました。(未来につなげる・東海ネット、チェルノ
ブイリ救援・中部、核のごみキャンペーン・中部)また、愛知県
の防災対策について、質問事項を提出しました。

この署名は、脱原発23団体が6月に第1次集約し原子力規制庁に
提出し、また、関西の市民グループが兵庫県知事をはじめ関西の
自治体に提出と申入れを行っていました。

9月30日、「市民の会」らの9人は、岐阜県が実施した科学的シミ
ュレーションを示して、福井県の原発にもし事故があった場合、
愛知県は飛来する放射性物質の被害にあうことを警告しました。
その上で、愛知県知事は特に危険な老朽原発を廃炉にすべきと意
見表明して欲しいと要望しました。
詳しくは、「市民の会」HPをご覧ください。↓
http://goo.gl/52vu97

老朽原発の廃炉を求める署名は、10月31日の第2次集約日まで
引き続き集めます。皆さんのご協力をお願いします。

第2次締め切り:10月31日
要請文およびネット署名フォームはこちら:https://goo.gl/8KLYUS
紙版署名:http://goo.gl/gRGdtP

なお、今回の県庁訪問の告知が、事前に十分できなかったことをお
詫びします。県の担当者との日程調整が直前になったためです。
悪しからずご了承ください。

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6【デンジャラスくん活動報告】
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第1回期日後の報告会でお目見えしたキャラクター「デンジャラ
スくん」は、9月22日に市民団体「子どもたちに安心な未来を手渡
す会」が主催した講演と音楽ライブ「福島を忘れない!」でも宣伝
活動しました。
(中日新聞記事はこちら→http://goo.gl/KOQ6jF )

「デンジャラスくん」は、ライブに出演したアイドルグループ
「制服向上委員会」と一緒に写真をとったり、来場者と握手したり
しながら、老朽原発の廃炉、訴訟への支援を訴えました。たくさん
のカンパもいただきました。感謝です!「デンジャラスくん」は一
刻早く引退するため、これからも訴訟の宣伝に励みます。↓
https://goo.gl/8UBMZW

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7【ニュース】京都府・市町から老朽原発への不安が続出
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京都府と周辺市町、国、関電が高浜原発の安全性について議論す
る地域協議会が、9月23日、京都府庁で開かれました。規制委員会
が老朽の高浜原発1、2号機の運転期間延長を認めたことに対し、
首長から不安の声が続出し、山田啓二京都知事は「古い原発は慎重
の上に慎重を期すべき」と再稼働を容認しない考えをあらためて示
しました。
(京都新聞の記事はこちら→ http://goo.gl/INMVa5

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8【ニュース】フランスで原子炉に強度不足疑い、高浜原発も
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6月に、フランスの原子炉設備に強度不足のおそれがあることが
発表されました。蒸気発生器に使われている鍛造鋼は、炭素濃度が
高く強度不足の可能性があるというのです。日本でも全ての原発で、
同じく鍛造という製造法の鋼が使用されており、中でも8原発13基
の圧力容器がフランスで問題となった同じ日本メーカーの製造だ
ったと、9月2日、原子力事業者が規制委に報告しました。高浜2号
機の圧力容器もこのメーカー製です。全社は10月末までに強度に
問題がないかなどをそれぞれ調査し、規制委に報告することにな
りました。
(東京新聞の記事はこちら→ http://goo.gl/OzL0yq

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メールマガジン発行責任
★高浜原発40年廃炉・名古屋行政訴訟を支える市民の会★
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2丁目18―22
三博ビル 5F名古屋第一法律事務所内
TEL:080-9495-9414
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(★を@に代えて送信してください)
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Twitter:https://twitter.com/toold40nagoya
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10/5 第2次提訴しました(新たな原告26名)

2016年10月5日

報道関係者各位

高浜原発40年廃炉・名古屋訴訟
弁護団事務局長 藤川誠二

高浜原発1・2号機行政訴訟 第2次提訴のお知らせ

 本年4月14日に名古屋地裁に提訴した,高浜原発1・2号機の運転期間延長認可等差止行政訴訟につきまして,本日(10月5日),同地裁に第2次原告26名につき追加提訴いたしましたので,その旨お知らせいたします。

なお,本訴訟につきましては,当初の差止め対象となる各処分が既になされたため,追加提訴におきましては,事件名を「差止」から「取消」に変更しております。

また,次回期日は下記のとおり予定しており,期日に先立ち前回期日と同様,名古屋地裁前においてミニ集会及び入廷行動を予定しております。

期日後は,愛知県弁護士会館5階ホールにおいて,記者会見も開催いたしますので,報道各社の皆様方におかれましては,是非ご参加頂きますよう,よろしくお願いいたします。

 (第2回口頭弁論期日)

日 時 : 2016年10月26日(水)午前10時30分(1時間程度)

場 所 : 名古屋地裁 1号法廷

(当日の予定)

10:00      ミニ集会(名古屋地裁前)
10:15頃     入廷行動(名古屋地裁前)
10:30~11:30  第2回口頭弁論期日
11:40~12:15  記者会見(愛知県弁護士会5階ホール)
12:15~13:30  報告集会(愛知県弁護士会5階ホール)

 

【訴訟名称】TOOLD40「高浜原発40年廃炉・名古屋訴訟

          ~ デンジャラス原発にレッドカードを!~ 」

▶︎ 2016/10/5 二次提訴訴状

 

【 新聞記事】中日新聞(朝刊p30)2016/10/06

ch20161005p301

 

40年廃炉署名(1次集約分)と要請書を愛知県知事に提出

 9月30日(金)午後、老朽原発の廃炉を求める署名の一次集約分
と知事宛要請書を愛知県に提出しました。

 この署名は、40年廃炉訴訟の提訴の日に京都のグループから
提起され、当40年廃炉訴訟市民の会も呼びかけ団体の一つとなって
4月下旬から集め始めたもの。6月末に一次集約した9,561筆分は
既に原子力規制委員会に提出済みなので、その時の写真を載した
目録の提出です。

 署名提出の宛先は、原子力規制委員会委員長と福井県知事の
ほか関西広域連合等関西の府県と岐阜、愛知の各知事ですが、
原発の稼働に関して決定権を持たない府県の知事に対しては、
老朽原発の廃炉を願う住民の声を代弁して意思表明すること
を求めています。

 署名の趣旨を愛知県知事に具体的に伝えるために、県内の
賛同団体3団体(未来につなげる・東海ネット、チェルノブ
イリ救援・中部、核のごみキャンペーン・中部)の名前を連ね
た要請書も一緒に手渡しました。(▶︎要請書)

 この日対応していただいたのは、愛知県の防災局災害対策課
災害対策グループの班長の岡田氏と同グループの村井氏、そして
政策企画局企画課の課長補佐の水野氏と同課の岡田氏の4名。

 市民側は、当市民の会のメンバーと署名集めに協力いただいてい
る個人等の合わせて9名でした。

 取材は中日新聞と赤旗がきてくれました。いずれも翌日(10月
1日)の朝刊に記事が出ています。(末尾参照)

 最初に県の担当者に対し、市民の会事務局長がご挨拶と今回の要請
行動の趣旨説明を行った後、この日は奇しくも1999年東海村でJCOで臨界
事故が起きた日でもあったことから、事故の教訓を生かすことなく再
び福島で大事故を起したことの意味について述べ、事故は起こり得ると
考えておく必要があると強調しました。
20160930aichiken2s
 次に大村知事宛の要請書を市民の会の共同代表が読み上げ、災害
対策課の岡田氏に参考資料とともに手渡しました。
20160930aichiken1s
 そして、高浜1・2号機と美浜3号機の延長に向けた手続きの状
況を説明した後は、参加した市民それぞれから、なぜ廃炉の表明を
知事に求めているのかを訴えました。以下はその一部です。

・原発の是非については保留する人でも、老朽原発の延長を危惧す
る人は多い。世論は廃炉を求めている。

・福島事故直後だったと思うが、名古屋市の河村市長は若狭の原発
を自然エネルギーの専門家と一緒に視察に行かれた。記者会見で、
名古屋市は風下にあたり、木曽川水系が放射性物質で汚染されると
言ったので、普通に生活している主婦としてものすごく心配になっ
た。原発からの距離に関わらず(ここも)汚染される。高浜 3、
4号機は大津地裁の決定で止まった。琵琶湖の汚染を心配して市民
ががんばっている。延長された20年は事故が起こる確率が高い。
絶対、愛知県として 認めないと決定してほしい。こどもたちのた
めに廃炉にしなくてはいけないと思っている。

・要請書中に紹介したアンケート結果と同様、40年廃炉を求める声
は大きいと思う。愛知の世論も同様。京都府知事と同じように私た
ちに代わって大村知事に意見を表明していただきたい。

・県民の不安は、福島の事故が起きた時、やっぱり原発に安全はな
いんだと気づいた。知事として県民の命を守ってもらいたい。

・原発のあるところでは声はあげにくいと思う。だから愛知からも
知事が代表として声をあげてほしい。

・愛知県も福島原発震災後、原子力災害対策計画を改定したが、具体
的になっていない。関電との連絡の合意文書の運用についての文書
は公益性の高い文書なのでHPに載せて誰でもわかるようにしてほしい。
行動マニュアルも定めて、どの職員が見てもわかるように載せてほし
い。複合災害では災害対策課の皆さんは、今日の台風のように、いろ
いろと手を取られ、応援の職員も来ると思う。誰でも対応できるよう
マニュアルが必要。マニュアルがあってもその通りにはいかないのは
東電の通り。

・県のIT環境も問題で、どこの部署に聞いてもサーバーの容量が足り
ないので文書が載せられないなどというが、防災局独自にでも強化し
てほしい。
規制委員会はSPEEDIは使わないなどとしているが、自治体は使うと
思う。愛知県は岐阜県から情報をもらうと聞いたが、容量の大きい
データを受信できるのか。福島県では担当職員がデータが重いので
消去していて、県民には伝わらなかった。すぐにでも予算をつけて
整備してほしい。

・40年ルールができて、延長は例外中の例外のはず。最初から例
外は おかしいと思う。原発事故は万が一にも起こってはいけない
ということは、福島の事故で見せつけられた。どれほどお金をかけ
ようと工事できないところ、取り替えできないところもあるので、
危機感がある。大村知事には企業や国を見るのではなく、県民の
方を向いて、私たちの思いを汲んで、ぜひ廃炉にすべきと表明して
ほしい。知事にお伝えください。

・具体的な住民被害を考えれば無理というのは誰の目にも明らか。
余計なお金、労力をかける前に決断してほしい。税金も使われる。

・考えたくないことは考えないではまずいので対応をお願いします。


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(*)今回の署名提出に先立ち、原子力災害対策に関する質問書も
提出していましたが、回答に時間がかかるということで、次回の最終
集約後の署名提出時に一括で回答をいただくことになりました。
(▶︎質問書)

★「40年超原発の廃炉を求める署名」は、10月末日まで集めています。
 脱原発を目指すなら、まずは老朽原発を廃炉にしなければ!↓
http://kiseikanshi.main.jp/2016/04/21/hairo40-2/
★ネット署名フォームはこちら
https://fs224.formasp.jp/f389/form1/
紙版署名
http://www.jca.apc.org/mihama/hairo/sig_hairo201604.pdf


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【2016年10月1日赤旗】20161001%e8%b5%a4%e6%97%97%e6%8a%9c%e7%b2%8b