月別: 2016年11月

12/1 愛知県に老朽原発廃炉署名を提出に行きます

【12/1(木)老朽原発:愛知県への署名提出と
     県防災局ヒアリング+ 要請書への 賛同団体募集!】

 40年超老朽原発の廃炉を求める署名にご協力いただきました
皆さま、ありがとうございました。

 署名は、11月13日に最終集約し、一次集約分9,561筆に二次集約
分16,590筆分を加え、合計26,151筆となりました。

 既に15日に滋賀県知事宛に提出し、同日午後、関西広域連合長
の兵庫県知事にも提出しました。

 翌16日、美浜3号機の運転期間延長認可は出されてしまいました
が、滋賀県の三日月知事は、「法律で定められている期間を超えて
使おうとすることについて、大きな疑問を持つ。」などとコメント
しています。(NHK滋賀ニュース等)

 愛知県に対しては、下記の日程で署名の提出と、前回提出して
いた原子力災害対策に関する事前質問書への回答をヒアリングし
ます。
 ぜひ、お時間のある方はご参加ください。
 (参加ご希望の方は事前に担当者までご連絡ください。
   → メール anraku-t@nifty.com (@を半角に変えてください)

【賛同団体募集!】
 (11月30日(水)17時まで)
 添付の要請書への賛同団体を募集しています。
 大村愛知県知事に廃炉の意見表明を求める要請書に
賛同してください。
 賛同してくださるグループはメールで→anraku-t@nifty.com


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愛知県知事あて
40年超老朽原発の廃炉を求める署名提出と
愛知県防災局ヒアリング
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と き:12月1日(木)午前11時~
   (集合:10時45分 本庁舎1F待合室)

ところ:愛知県庁本庁舎 地下1階東 第1会議室
  (地下鉄名城線「市役所」駅から徒歩1分)

呼びかけ:40年廃炉訴訟市民の会
(担当:安楽)
Email:anraku-t@nifty.com 電話 080-5102-5872
@を半角文字にしてください。
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★愛知県への再要請書
 愛知県再要請書20161201
★原子力災害対策に関する事前質問書
 http://goo.gl/dIaV2b

★前回の署名提出時のご報告
「40年廃炉署名(1次集約分)と要請書を愛知県知事に提出」
 http://goo.gl/mrG1nI



11/20 40年廃炉訴訟市民の会メールマガジン 第5号

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40年廃炉訴訟市民の会メールマガジン 第5号 2016/11/20

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(転送・転載歓迎)

高浜1、2号機の廃炉を求める名古屋行政訴訟の第2回期日が行わ
れた10月26日は、日本で初めて東海村に原子の灯が灯った日とさ
れ、原子力業界ではこの日を「原子力の日」と名づけています。
脱原発を願う市民は、あえてこの日を「反原子力の日」と呼び、
毎年各地でイベントを行ってきました。

日本が脱原発に向けて確実な一歩を踏み出す重要な裁判の、
その最初の本格的弁論期日として申し分のない日でした。

━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1【高浜1、2号機訴訟の第2回期日報告】10/26
2【ニュース】関西電力の40代社員自殺 過労で労災認定
3【抗議声明】美浜原発3号炉の運転期間延長認可に抗議する
4【11/30まで:高浜1、2号機廃炉訴訟の第3次原告募集】
5【高浜1、2号機の使用前検査を開始】11/14
6【老朽原発廃炉署名集約のご報告】
一次集約、二次集約あわせて26,151筆となりました
7【署名を滋賀県に提出】40年超え老朽原発を廃炉に!
関西の市民が「廃炉にすべき」と意見表明を要請
8【デンジャラスくん新グッズ】
9【高浜原発2号機は大丈夫?】グリーンピース報告書のご案内
日本製鋼材の安全性に疑問、国内全原発で検査を
10【予告】来年2月19日(日)に第1回総会を開きます
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1【高浜1、2号機訴訟の第2回期日報告】10/26
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今回も、名古屋地裁1号法廷の原告席・傍聴席は埋め尽くされ、
200部用意していた資料はなくなりました。(傍聴抽選に並んだ
20数名の関電社員の皆さんもちゃっかり資料をお取りになった
模様。なお、そのうち10名ほどが傍聴)。
傍聴席の抽選に外れた30人余の方は、弁護士会館の待機企画に
て裁判に関係する集会ビデオなどを鑑賞しました。法廷後の報告
集会では100人ほどが、弁護団から裁判の報告を聞き、弁護団に
質問をしたり、これからの運動について話しあいました。

この裁判は今回から、高浜1、2号機の運転期間延長のための
4つの許認可の「取り消し」を求める訴訟になりました。4月に
提訴したときは「差し止め」を求めていましたが、既に規制委員
会が4つとも許認可処分を出してしまったからです。

また、あらたに26人の原告が10月5日に第2次提訴を行ったので、
今回の期日ではその中から2人の原告が意見陳述を行いました。
菅野みずえさんは、浪江町から兵庫に避難するまで、何度も転
居を余儀なくされ、かけがえのない家族や友人とのつながりを失
う苦しみを訴えました。
岐阜県北方町の石井伸弘さんは、健康と食の安全にこだわって
有機農業を営む立場から、1回の原発事故が、風評被害も含めて、
どれだけ甚大な被害をもたらすかを強調しました。

今回のハイライトは、上記2人の原告の意見陳述と、露木弁護
士による熊本地震の教訓等に関する準備書面(2)の要旨説明、弁護
団長・北村弁護士による、提訴してからこれまでの出来事を新聞
記事で追いかけた準備書面(3)の要旨説明でした。社会的にも重
要な裁判であることが新聞記事の要約だけでも見えて来ます。
露木弁護士は、熊本地震の経験から3つの問題点を指摘しまし
た。(1)基準地震動について入倉・三宅式の計算では過小評価
する可能性があること、(2)複数回の大きな地震が連続する可
能性があること、(3)屋内避難を基本とする避難計画では実効
性がないこと。

傍聴席の一番前で裁判長の表情を見ていたKさんは、裁判長が
前回と違ってきちんと陳述する4人に視線を向けて聞いていたこ
とに気づいたそうです。特に、裁判長の表情が動いたのは、北村
弁護士がある新聞記事を紹介した時。
それは、まさにこの裁判で争っている高浜1、2号機の審査に
対応していた関西電力の課長職の男性職員が、月200時間に達す
る残業で過労自殺したニュースでした。(後述参照)「この課長
も原発の被害者」であると、北村弁護士が述べたとき、ポーカー
フェイスだった裁判官の表情が「ウッ!」と動いたように見えた
といいます。

一方、被告側は、原告の居住地と関連して原告適格について争
う姿勢を見せました。しかし、心配は要りません。原告適格を理
由に裁判の本題に入らせず門前払いする戦略は、国などが昔取っ
ていましたが、今や通用しなくなっています。しかも、この裁判
の裁判長がみずから、高浜町民が原告に含まれているのだから、
いずれにせよ裁判は進めると述べました。

もうひとつ、被告側から「原告の個々の訴えが、どの認可・許
可に関するのか」釈明を求めるよう「求釈明」が出されました。
私たちの弁護団は、答えるか否かも含めて検討すると答えました。

★当日の意見陳述書及び準備書面とその要旨説明書は次のサイト
からダウンロードできます。 →http;//goo.gl/i3smyA

次回、第3回口頭弁論は、2017年2月1日(水)10時~@名古屋
地裁です。これまでより30分早く、寒さも厳しい時期ですが、
どうかご予定に入れておいてください。
また、10月26日の報告集会で、デンジャラスくんから脱原発の
歌が聞きたい!とリクエストを受けたミュージシャン・中野宏典
弁護士が2月1日の報告集会では歌を披露してくださる予定です。
ぜひお楽しみに!

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2【ニュース】関西電力の40代社員自殺 過労で労災認定
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裁判長が思わず表情を変えたのは、北村弁護士がこの件につい
て述べたときでした。高浜原発1、2号機の運転延長をめぐり規
制委員会の審査への対応を担当していた関西電力の男性社員が今
年4月に自殺したことです。40代の男性社員は課長職すなわち管
理監督者にあたるので、労働基準法で定める労働時間の制限は受
けません。彼は、原発の審査期限に追われ、それが強い心理的負
担となったと思われます。
◆中日新聞(2016/10/20) → http://goo.gl/OHDICq
「高浜原発審査で関電課長が過労自殺 残業、月最大200時間」

老朽原発の審査がまさに殺人的であった様子を、審議会合を傍
聴して見守ってきた阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)
がブログで書いています。→http:// goo.gl/iRrCSZ

40年超えの老朽炉の運転など土台無理です。黒を白と言いく
るめるための殺人的な審査は止めるべきです。

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3【抗議声明】美浜原発3号炉の運転期間延長認可に抗議する
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高浜原発と同じく関西電力が保有する美浜原発の3号機が、運
転開始から40年を迎えます。今月末が運転延長の認可の期限でし
た。それに間に合うように11月16日、またもや無理な認可を規制
委員会がおろしました。40年で廃炉という原則はもはや無きに等
しく、老朽原発ももれなく60年に運転延長という事態になりつつ
あります。

認可しないように求めるために、関西の脱原発グループらが中
心となり、私たち「市民の会」も実行委員会に加わって11月13日
に「琵琶湖が危ない!美浜3号機も廃炉に!11・13びわこ集会」
を行いました。「市民の会」からも8人のメンバーが参加しました。
→http://goo.gl/cR4yBc 集会の様子は動画でもご覧になれます。
→IWJ滋賀 http://goo.gl/hLrPzp

その願いも空しく、11月16日に規制委員会は美浜3号機の運転
延長を認可しました。これに対して、私たちは抗議声明を発表し、
名古屋駅前や岐阜駅前で抗議アピールを行いました。

「11・13琵琶湖集会実行委員会」の共同抗議声明と「40年廃炉
訴訟市民の会」有志による抗議声明はこちら→ http://goo.gl/nXZSJ7

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4【11/30まで:高浜1、2号機廃炉訴訟の第3次原告募集】
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前回号外でもお知らせしましたが、高浜1、2号機運転期間延長
認可等取消裁判の第3次原告を11月30日まで募集しています。
今回が原告になれるラストチャンスです。原告になっていただ
ける方は、ウェブサイトの http://goo.gl/GCkqXZ にアクセス
して申込むか、当会に直接電話かメールでその旨ご連絡ください。

★尚、美浜原発3号機の提訴に関して、先日一部で報道がありま
したが、別途改めてご説明文をお送りします。

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5【高浜1、2号機の使用前検査を開始】11/14
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関西電力は高浜原発1、2号機の延長運転に向け、10月7日、
使用前検査を原子力規制委員会に申請し,11月14日からその検査
が始まりました。1号機は2019年10月、2号機は20年5月までに
終えるとしています。ただし、燃料を入れての検査には地元同意
が必要となる見込みです。
◆フクナワ(2016/11/15) http://goo.gl/vTjoL8
高浜1、2号で使用前検査開始 原子力規制委、40年超プラント初

関西電力は、着々と再稼働の準備をしています。彼らが補強工事に
無駄な投資をする前に、早く断念させましょう!

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6【老朽原発廃炉署名のご報告】
一次集約、二次集約あわせて26,151筆となりました
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40年超老朽原発の廃炉を求める署名は、13日の琵琶湖集会で二
次集約され、二次分16,063筆、一次分9,561筆とあわせ、合計25,624
筆となりました。締め切ってからもまだ最終集約先には署名が届い
ているそうです。15日現在で署名総数は26,151筆になっています。
ご協力いただいた皆さまにお礼申し上げます。

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7【署名を滋賀県に提出】40年超え老朽原発を廃炉に!
関西の市民が「廃炉にすべき」と意見表明を要請
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11月13日の琵琶湖集会の後、15日に滋賀・京都・大阪から市民8
名が、滋賀県庁を訪れました。これは、規制委員会が美浜3号機の
20年寿命延長を認可しようとする前日でした。全国から寄せられた
「老朽原発の寿命延長に反対する署名」を提出して、滋賀県として
廃炉にすべきことを早急に表明するよう求めました。
関西の市民グループの報告はこちら→ http://goo.gl/N90VIx

また、この日の午後には、関西広域連合長の兵庫県知事あてにも
署名が提出され、同様に老朽原発の廃炉を求めてほしいと申入れま
した。

★ 愛知県に対しても、12月1日(木)11時から二度目の署名提出を
行い、事前に提出していた防災計画に関する質問書の回答をヒアリ
ングする予定です。場所未定。詳しくは市民の会のウェブサイトを
チェックしてください。→ http://toold-40-takahama.com/

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8【デンジャラスくん新グッズ】
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第2回期日後の報告集会の最後に、デンジャラスくんが登場しま
した。この訴訟のことを人々に広く知ってもらい、利益を裁判費用
に当てるために、新しいデンジャラスくんグッズが制作されました。
ぜひ、お求めください。
ポストカード4枚組 500円  キーホルダー(黄・緑)300円

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9【高浜原発2号機は大丈夫?】グリーンピース報告書のご案内
日本製鋼材の安全性に疑問、国内全原発で検査を
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国際環境NGOグリーンピースは、メンバー2人が私たちの裁判の
原告になり、安全性問題に関する調査等で協力してくださっていま
す。そのグリーンピースが10月25日、原発の安全上重要な設備の鋼
材の強度不足の問題について、調査報告書を発表しました。この問
題はフランスで最初に発覚し、フランスでは12基の原子炉に停止命
令が出されました。日本でも高浜2号機や川内2号機等で同じ会社
が造った鋼材の強度不足が疑われています。
詳しくはこちら→ http://goo.gl/zTtBHD(「日本の原子炉に導入
された一次冷却系部材、炭素異常に関するレビュー」)
★緊急署名「強度不安の疑いのある川内原発・伊方原発、いますぐ
検査を!」(23日まで)はこちら→ http://goo.gl/M00x5g

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10【予告】来年2月19日(日)に第1回総会を開きます
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高浜原発40年廃炉・名古屋行政訴訟を支える市民の会は、来年
2月19日(日)に第1回総会を開きます。詳細は次号でお知らせし
ますが、いまから予定を書き込んでくださいね。
<第1回総会 & 老朽原発を廃炉に!集会(仮)>
と き:2017年2月19日(日)13:30~16:30
ところ:イーブルなごや 3Fホール(地下鉄「東別院」駅東へ5分)
第1部 総会/第2部 お話と歌:中嶌哲演さん(明通寺住職)・
川口真由美さん(歌手)

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メールマガジン発行責任
★高浜原発40年廃炉・名古屋行政訴訟を支える市民の会★
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2丁目18―22
三博ビル 5F名古屋第一法律事務所内
TEL:080-9495-9414
E-mail:toold40citizens★gmail.com
(★を@に代えて送信してください)
HP:http://toold-40-takahama.com/people/
Facebook page:https://goo.gl/H6j31H
Twitter:https://twitter.com/toold40nagoya
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11/16 美浜3号機の運転延長認可に抗議しました

原子力規制委員会は、11月16日午前の定例会合で、稼働40年を経過した美浜原発3号機の運転期間を20年延長する認可を下しました。

高浜原発1・2号機に勝るとも劣らず危険な美浜原発3号機がまだ稼働できるなど信じられません。

40年廃炉訴訟市民の会有志は、これに対し16日の夜名古屋駅東口で、10数人で緊急の抗議のアピールアクションを行いました。

この日は、東京の原子力規制委員会前や岐阜駅など各地でこの認可処分に対する抗議行動がありました。

 

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以下は、11・13びわこ集会の実行委員会の参加団体による、共同抗議声明です。


抗 議 声 明

美浜原発3号炉の運転期間延長認可に抗議する

 

原子力規制委員会は、本日11月16日、関西電力美浜原子力発電所3号機の40年超運転延長を認可した。安全に関わる多くの問題を置き去りにしたまま、法的期限を優先し、結論ありきで認可を下したことに、私たちは強い憤りをもって抗議する。

至近に活断層が複数存在する美浜原発3号機は、当初から耐震性に余裕がなく、認可基準を満足できるかどうかが危ぶまれていた。ところが原子力規制委員会は、審査での判断に必要な試験の先送りを容認し、厳格であるべき法的手続きを、再びないがしろにした。福島第一原発事故の教訓から法制化された「原発の運転期間40年」という原則は、もはや完全に空文化している。

半世紀も前の設計で造られ、取り替えられない圧力容器や電気ケーブル等が劣化した老朽炉をこの地震列島で稼働させるのは、あまりに無謀と言わざるをえない。
しかも、この半年余りの間に明らかになった新たな問題は放置されたままだ。
熊本地震で起きたような、繰り返しの強い揺れによる原発機器への影響は考慮されておらず、美浜原発3号機では疲労破壊が懸念される箇所も存在している。基準地震動についても、現在採用されている計算式では著しい過小評価になると指摘されているが、全く見直されていない。

原子力規制委員会が審査の対象とするのを避けた住民の避難計画にも、大きな問題を抱えている。熊本地震では、原発震災が起きた場合、避難手段やルートの確保は難しく、被ばく防護の手段と考えられた屋内退避そのものが新たなリスクとなることも判明した。また、重大事故を想定した福井県と京都府の防災訓練は、福島原発事故の反省もリアリティも欠如し、原発災害対策の困難さ、行政の能力の限界を浮き彫りにした。福島原発事故から5年余が経過し、小児甲状腺ガンをはじめとする健康被害が明らかになりつつある中で、必要とされる安定ヨウ素剤の事前配布も全くできていない。

原子力規制委員会は、このように山積する問題に蓋をして、強引に美浜原発3号機の延長運転を認めた。福島原発事故の教訓はどこに行ったのか。

美浜原発は琵琶湖に最も近い原発であり、ひとたび重大事故が起きれば、風下に位置する中京圏の被害は甚大となるだけでなく、関西圏1400万人の命の水源を放射能汚染で失うであろう。自分たちの命の問題について、黙っているわけにはいかない。

私たちは、福島原発事故の悲劇を二度と繰り返さないために、これからも美浜原発3号機をはじめ危険な原発の廃炉を求めて訴え続けていくことを抗議とともに宣言する。

2016年11月16日

「老朽原発美浜3号も廃炉へ!11・13集会実行委員会」

[ふるさとを守る高浜・おおいの会/ 原発反対小浜市民の会/ グリーン・アクション / 原発なしで暮らしたい丹波の会/ ネットワークあすのわ/ よつ葉デリバリー京滋/ 美浜の会/ 避難計画を案ずる関西連絡会 / さよなら原発・ぎふ/ 高浜原発40年廃炉 ・名古屋行政訴訟を支える市民の会/ 国際環境NGO FoE Japan/ グリーンピース・ ジャパン/ 福島老朽原発を考える会/ 原子力規制を監視する市民の会]

連絡先 原子力規制を監視する市民の会
東京都新宿区下宮比町30-12-302
TEL:03-5225-7213  FAX:03-5225-7214

グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103
TEL:075-701-7223 FAX:075-702-1952
E-mail: info@greenaction-japan.org


以下は、40年廃炉訴訟市民の会の有志による抗議声明です。

   老朽原発美浜3号 延長認可に抗議する!

原子力規制委員会は、高浜原発1・2号機に続き、美浜原発3号機についても、40年を超えた運転を認める認可を本日出されました。

福島第一原発事故の教訓から法制化された「原発の運転期間40年」という原則は早くも形骸化し、厳格であるべき法的手続きも、期限が優先され軽視されています。地震列島の日本で原発を稼働することの危険性は言うまでもありません。ましてや40年以上前の古い設計で造られ、取り替えできない圧力容器や電気ケーブル等が劣化した老朽原発の寿命延長は、あまりに無謀です。

さらに、この半年余りの間にも、原発の安全性を揺るがす新たな問題が次々と指摘されています。
熊本地震では、原発震災が起きた場合、避難手段やルートの確保は難しく、屋内退避も非現実的であることが証明されました。そして、耐震安全性については、繰り返しの強震動による原発機器への影響が考慮されていないこと、基準地震動の算定に採用している計算式では著しい過小評価になること等も明らかになりました。
また、福井県や京都府で行われた重大事故を想定した防災訓練は、福島原発事故 を省みることもなく、リアリティに欠けたものでした。原発災害対策の困難さ、行政の能力の限界が浮き彫りになりました。
フランスで発覚した日本鋳鍛鋼(株)製の原子炉圧力容器や蒸気発生器といった安全上非常に重要な機器の部材の強度不足の問題についても、日本では実機の検査をしないまま稼働が許されています。     こうした多くの問題を抱えながら、関西電力は会社の利益を優先し、老朽原発にムチ打つ計画なのです。

ひとたび原発の大事故が起きれば、拡散した放射能が容赦なく大地や海に降り注ぎます。被ばくによる健康被害の問題だけでなく、人々の暮らしや人生さえも奪ってしまうのです。私たちはそのことを福島で起きている現実や避難を余儀なくされた方の体験からも学びました。

若狭の原発で事故が起きれば、風下地域である中京圏は計り知れない被害を被るでしょう。この地息で永々(えいえい)と続いてきた人々の営みや歴史・文化も失われます。何より関西圏1400万人の命の水源である琵琶湖・そして中部圏830万人の命の水源である木曽三川(木曽川・揖斐川・長良川)が放射能で汚染されたら、代わりになるものはありません。

福島原発事故の悲劇を繰り返さないためにも、私たちはまず、極めて危険な老朽炉である美浜原発3号機の運転期間延長認可を中止し、高浜原発1・2号機とともに廃炉にすることを求めます。
そして、「40年ルール」の例外を一機たりとも許さず、一日も早く脱原発社会を実現することを強く求めます。

2016年11月16日

「40年老朽原発廃炉・名古屋行政訴訟を支える市民の会   有志一同

 

11/13 びわこ集会に参加しました

11月13日、滋賀県の琵琶湖畔にあるピアザ淡海で、「琵琶湖が危ない!老朽原発美浜3号機も廃炉に! 11・13琵琶湖集会」が開かれました。実行委員会には、老朽原発廃炉署名を呼びかけた市民団体、40年廃炉訴訟市民の会も愛知の団体として参加しました。

11_13びわこ集会チラシ

急な呼びかけで、告知期間が3週間もない中で当日を迎えたにも関わらず、会場は満席で熱気に満ちていました。丁度週末に原子力規制委員会が16日の定例会合で美浜3号機の運転延長を認可するという予告報道がなされた直後であったことから、最後の許認可が出る前になんとかこれを止めたいのかという思いで駆けつけた方も多かったと思います。

最初に4月から集め始めた老朽原発廃炉署名の集約が行われ、13日までの二次集約分は16,063筆であったことが発表されました。既に6月原子力規制委員会に提出された一次分9,561筆とあわせ 合計 25,624筆の署名が集まったことになります。

この署名は15日に滋賀県と関西広域連合に提出することになりました。

集会の内容は、鹿島啓一弁護士の裁判に関する講演をはじめ、老朽原発の安全性に関する問題や、避難計画、防災計画に関する問題,福島の避難者からの問題提起等盛り沢山でここには書ききれないほどでした。以下のサイトで動画が公開されていますので、ぜひご覧ください

★IWJ滋賀 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/345288

最後に採択された集会アピールだけご紹介します。

★老朽原発美浜3号も廃炉に! 11・13琵琶湖集会アピール


老朽原発美浜3号も廃炉に!11・13琵琶湖集会アピール

原子力規制委員会は、高浜原発1・2号機に続き、美浜原発3号機についても、40年を超えた運転を認める認可を今月中にも出そうとしています。
福島第一原発事故の教訓から法制化された「原発の運転期間40年」という原則は早くも形骸化し、厳格であるべき法的手続きも、期限が優先され軽視されています。
地震列島の日本で原発を稼働することの危険性は言うまでもありません。ましてや40年以上前の古い設計で造られ、取り替えできない圧力容器や電気ケーブル等が劣化した老朽原発の寿命延長は、あまりに無謀です。

さらに、この半年余りの間にも、原発の安全性を揺るがす新たな問題が次々と指摘されています。
熊本地震では、原発震災が起きた場合、避難手段やルートの確保は難しく、屋内退避も非現実的であることが証明されました。
そして、耐震安全性については、繰り返しの強震動による原発機器への影響が考慮されていないこと、基準地震動の算定に採用している計算式では著しい過小評価になること等も明らかになりました。
また、福井県や京都府で行われた重大事故を想定した防災訓練は、福島原発事故 を省みることもなく、リアリティに欠けたものでした。原発災害対策の困難さ、行政の能力の限界が浮き彫りになりました。
フランスで発覚した日本鋳鍛鋼(株)製の原子炉圧力容器や蒸気発生器といった安全上非常に重要な機器の部材の強度不足の問題についても、日本では実機の検査をしないまま稼働が許されています。
こうした多くの問題を抱えながら、関西電力は会社の利益を優先し、老朽原発にムチ打つ計画なのです。

ひとたび原発の大事故が起きれば、拡散した放射能が容赦なく大地や海に降り注ぎます。被ばくによる健康被害の問題だけでなく、人々の暮らしや人生さえも奪ってしまうのです。私たちはそのことを福島で起きている現実や避難を余儀なくされた方の体験からも学びました。
若狭の原発で事故が起きれば、風下地域である中京圏は計り知れない被害を被るでしょう。この地域で永々(えいえい)と続いてきた人々の営みや歴史・文化も失われます。何より関西圏1400万人の命の水源である琵琶湖が放射能で汚染されたら、代わりになるものはありません。

福島原発事故の悲劇を繰り返さないためにも、私たちはまず、極めて危険な老朽炉である美浜原発3号機の運転期間延長認可の手続きを中止し、高浜原発1・2号機とともに廃炉にすることを求めます。
そして、「40年ルール」の例外を一機たりとも許さず、一日も早く脱原発社会を実現するためにこれからも取り組んでいくことを誓います
思いを同じくする人たちとともに、頑張りましょう!

2016年11月13日

「琵琶湖が危ない 老朽原発美浜3号機も廃炉に!」11・13琵琶湖集会 参加者一同


 

11/6 40年原発廃炉訴訟市民の会メールマガジン 号外

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40年原発廃炉訴訟市民の会メールマガジン 号外 2016/11/06

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(転送・転載歓迎)

━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1【11・13 琵琶湖集会】ぜひ参加を!
「びわこが危ない! 老朽原発美浜3号機も廃炉に」
2【署名延長11/10必着】40年超え老朽原発を廃炉に!
3【第3次原告募集11/30まで】原告になれるラストチャンス!
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1【11・13 琵琶湖集会】ぜひ参加を!
「びわこが危ない! 老朽原発美浜3号機も廃炉に」
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高浜1、2号機に続き、美浜3号機も既に10月5日に設置変更許可、
同26日に工事計画認可が出され、延命手続きの期限である11月末よ
り前に、規制委員会は運転延長認可も出してしまいそうです。
廃炉署名に取り組んできた団体が中心となって、これに反対する集
会を呼びかけました。私たち「市民の会」も実行委員会に参加して
います。
ぜひ一緒に集会に参加しませんか?
チラシ→http://goo.gl/4YgjDs
【11・13 琵琶湖集会】
ゲスト:弁護士 鹿島啓一さん
(高浜1・2号老朽原発廃炉裁判などの弁護団)
と き:11月13日(日)午後1:30~4:30
ところ:滋賀;ピアザ淡海 http://goo.gl/L9J3rt
(JR膳所駅から徒歩約12分(京都駅から普通で3駅目)

<当日の内容(予定)>
【1部】老朽原発は廃炉に
・高浜1・2号老朽原発裁判の紹介など:鹿島啓一弁護士
・美浜3号は断層の巣の中?地震動は過小評価/電気ケーブルは
130年使用しても安全?:小山英之さん(美浜の会代表)

【2部】避難計画では住民の安全は守れない
・福井・京都での防災訓練監視の報告
・京都・滋賀の保育所等アンケート結果
・福井県若狭町での安定ヨウ素剤事前配布を求める活動

【3部】各地の運動の交流と廃炉署名集約・今後の取組み
・福井/京都北部/滋賀/岐阜/名古屋/首都圏から
・避難者から(浪江町から避難されている菅野みずえさん)
・署名提出や今後の活動について議論

参加費:700円

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美浜原発3号は、既に40年を経過した老朽原発です。
国と関電は「40年ルール」を無視して、高浜1・2号に続いて20年の
寿命延長を狙っています。
審査の期限は11月末ですが、11月中旬にも認可しようとしています。
琵琶湖に最も近い原発が美浜3号です。大事故で命の水源である
琵琶湖が汚染されれば、関西1,400万人に深刻な被害が及びます。
琵琶湖を守るためにも、美浜3号は廃炉にするしかありません。
断層の巣の中にある美浜3号はとりわけ危険で、基準地震動は過小評価
のままです。電気ケーブルは130年使用しても大丈夫とする関電の主張を
国はそのまま認めようとしています。

集会では、ゲストに鹿島弁護士を迎えて、高浜1・2号老朽原発裁判の
内容等を紹介していただきます。安全性の問題、避難計画・防災訓練の
ずさんな実態等について報告します。そして、老朽原発廃炉署名の集約
を行い、福井・関西・中部・首都圏での活動を交流して、今後の活動に
ついて議論しましょう。
~~~~

主催:11・13集会実行委員会
(ふるさとを守る高浜・おおいの会/ 原発反対小浜市民の会/グリーン・
アクション/ 原発なしで暮らしたい丹波の会/ よつ葉デリバリー京滋/
ネットワークあすのわ/美浜の会/避難計画を案ずる関西連絡会/国際環
境NGO FoE Japan/ グリーンピース・ジャパン/原子力規制を監視する
市民の会/福島老朽原発を考える会/さよなら原発ぎふ/高浜原発40年廃
炉・名古屋行政訴訟を支える市民の会)
連絡先:
グリーン・アクション 京都市左京区田中関田町22-75-103
TEL:075-701-7223 FAX:075-702-1952
E-mail:info@greenaction-japan.org

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2【署名延長11/10必着】40年超え老朽原発を廃炉に!
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6月末の第1次集約分は7月26日の原子力規制庁をはじめ各自治体に
も提出しました。
10月末としていた第2次締め切りは11月10日まで延長しましたので、
もうひと押し、署名集めよろしくお願いします。

要請文およびネット署名フォームはこちら:https://goo.gl/8KLYUS
紙版署名:http://goo.gl/gRGdtP

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3【第3次原告募集11/30まで】原告になれるラストチャンス!
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第3次原告募集期間を延長しました。提訴は、処分が行われた日から
6ヶ月以内にしなければなりません。6月に出された3つの処分に対
して、12月に第3次提訴を行いますが、それが最終になります。
受付けの締め切りは11/30になりました。

この機会に、歴史的な裁判の原告になりませんか?尚、サポーターは随
時募集しています。
原告のなり方はこちら http://toold-40-takahama.com/genkoku/

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